農産物

悪戸いも

市西部の肥沃な土地で栽培される里芋。
小ぶりで粘り気が強く、長期保存しても柔らかい食味が特徴です。

由来・特徴

名前の由来である悪戸地区は、山形市の西部に位置し、上山市菖蒲を源流とする最上川水系・須川の西岸にあります。かつて山形を治めた戦国大名 最上義光の妹で伊達家に嫁いだ義姫・保春院が一時居住していたとも伝えられており、義姫が奉ったとされる阿弥陀堂も残っています。須川の扇状地で、かつては氾濫などの水害に悩まされた土地であったことからこの珍しい地名になったとも言われています。
この地名を冠した悪戸いもは、須川沿岸の肥沃な土地で古くから栽培されてきた里芋の一種です。数軒の農家で代々栽培されてきましたが、主に自家用であったため、地区外に出回ることはほとんどありませんでした。しかし近年、栽培面積の拡大に取り組む農家によって商標も取り、出荷量も増えてきたことから直売所等で購入することができるようになりました。
大きさは小ぶりで食味が良く粘り気ややわらかさが特徴で、山形の郷土料理いも煮を始め、様々な料理に使われています。

時期

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
                                                                       

11月〜12月下旬

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