こけし
工人の個性が宿る、素朴さと表情豊かな愛らしさ。
こけしができたのは100年くらい前で、当時は子供の玩具として東北各地で売られていたのが始まりである。
こけしは、蔵王温泉の「蔵王高湯こけし」や山寺の「三四郎こけし」などが広く親しまれているが、伝統こけしは産地や師弟関係によって、作並系、蔵王系などいくつかの系統に分けられる。山形市には、山形作並系、蔵王系などが伝承されており、各種のコンクールでは多くの賞を受賞している。
現在、創作こけしも多く出てきているが、昔ながらの伝統こけしは人々の郷愁をそそり、根強い人気を誇っている。
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