2013.11.26

「鋳物を体感しよう!」

こんにちは。伝統工芸大好き!でおなじみスタッフ4号ですhappy01

11月16日(土)に山形市産業歴史資料館で開催されたイベント

「鋳物を体感しよう!」に行ってきました。

『五感を通して産業を知ろう』をコンセプトに、鋳物を知る企画となっております。

 

 

1.まずは「聴く」sign01

山形市産業歴史資料館の展示物の説明を聴いて、鋳物への理解を深めます!

山形市産業歴史資料館は、伝統工芸産業を中心に山形市産業を広く知ってもらうために、

山形鋳物をはじめとした山形市の伝統工芸品を展示している施設です。

 



 

1階には製品が展示されているほか、映像システムも設置されています。



 

 

2階には、鋳物に関する古文書や昔の道具も展示されています。

こちらは火が強くなるように空気を送る道具dash

足で動かすそうです!



 

 

2.次は「視る」「嗅ぐ」sign01

資料館を説明してもらったあとは、工場見学。

一つ目は工芸鋳物をつくっている長文堂さん。

 


まずは、若手後継者の方に鉄瓶ができるまでをボードを使って説明してもらいました。

聞き入る皆さん。


ここが実際の作業現場。ほんのりと鉄のにおいがします。

真ん中の筒状のものが鉄を溶かす機械。

鋳物の原料になる鉄くずをこの機械に入れて熱して溶かすんです。


これが機械に入れる鉄。

持たせてもらったのですがすごく重いsweat01

これを何回も何回も機械に入れるそうです。

「筋トレしてるようなものですよ。」

と職人さん。


左上の「取鍋(とりべ)」という器具で溶かした鉄を型に流し込みます。


溶かした鉄が機械から出てくる場所には砂がたくさん撒かれています。

こうすると、鉄が地面に落ちたときに飛び散らないんだってflair


 

二つ目の工場はアルミ鋳物を作っている山形シェルさん。



複雑な機械で型をつくっているところ。


子供たちもじっと見入っていましたeye


出来上がるのはこういう部品です。

かっこいいshine


これはアルミを溶かしたもの。

温度はなんと760℃sign03

近づいただけで汗が噴き出してきましたcoldsweats02

 


 

午前中の体感はこれにて終了smile

午後はどのような体感がまっているのかsign02

つづきます。

 



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