2014.04.10
紅の蔵の「十日市」
「山形まるごと館 紅の蔵」では、毎月10日に様々な企画や工夫を凝らして「十日市」を開催しています。
紅の蔵がある十日町の地名は、最上氏の時代に城下で始まったとされる定期的な市が開かれる市日がそのまま町名となったもので、近くには八日町や七日町があります。
ここ十日町は、毎月10日に市が立ち並び、特に江戸期においては紅花などを扱う商人の町として、大いにに賑わったそうです。
その紅花商人として繁栄した屋敷の母屋と蔵を活用し、山形の特産品の販売、郷土料理や旬の野菜を利用した料理を提供しているのが「山形まるごと館 紅の蔵」です。

4月の十日市では、「‐早春の野山を石鉢へ‐」と題して、石付ミニ盆栽作り教室が開催されていました。
3回に分けて教室を開くそうですが、かなり人気があり、募集開始したとたんに申し込みが殺到し、あっという間に定員に達したそうです。
皆さんとても楽しそうに盆栽作りに精を出していました。

春の山野草苗の販売も行っていて、春らしさが感じられました。


そのほか、「おいしさ直売所」では旬の野菜のスープの振る舞い、東側正門ではお菓子の格安販売、「おみやげ処 あがらっしゃい」ではベニちゃんパンの販売をしていました。
また、母屋では、山形市野草園の写真の展示が行われていました。
山形市野草園は、雪解けとともに4月1日にオープンしたそうで、間もなく開花する「ザゼンソウ」や4月中旬から開花する「ミズバショウ」が見頃を迎えます。
素敵な写真を見ていると、行ってみたくなりました。
山形市野草園:https://www.city.yamagata-yamagata.lg.jp/shisetsu/kankou/kankou/3f789pd1130145820.html


紅の蔵の「十日市」はとても楽しい企画やお得な販売が目白押しです。
皆さんも、このとってもお得で楽しい「十日市」にどんどん来てくださいね。
カテゴリー:お宝スタッフ日記
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