蔵王かぼちゃ
「マサカリかぼちゃ」とも呼ばれるほど固いかぼちゃ。
青磁色で底にある大きなおヘソが特徴です。
蔵王かぼちゃは、青磁色で底の部分に大きな“へそ”があるのが特徴です。かつて上山市の中山地区から山形市の蔵王成沢に嫁ぐ娘さんに母親が食べ物に困ったときに食べるようにと持たせてくれたかぼちゃの種から広まったものと言われています。
その後、山形市の成沢地区から蔵王地区全体に栽培が広がっていきましたが、時が経つにつれ、他品種との交配が原因でその栽培が廃れてしまいました。かぼちゃは自然交配しやすいため品種を保持するのが大変です。しかし、他品種が少なく、高冷地で昼夜の気温差が大きい蔵王堀田地区で原種に戻す取り組みが進められました。
地域商標も取られ、地域の伝統野菜として様々な料理への活用が期待されています。
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9月中旬〜